Lybliss(株)代表の三上です。
最近、新型コロナウイルス感染の恐怖や、非常事態によるストレスから、身体や心に不調を訴える人が増えているとのこと。
国内では・・・
【特集】「コロナうつ」自粛解除から日常へ戻る今が危険 “心の不調”相談件数も急増(YAHOO!ニュース)
そして、世界でも。
コロナうつ、世界で拡大 自殺増加懸念、国連も警告(東京新聞 TOKYO Web)
かくいう私自身も、特に約2ヶ月間の外出自粛期間中は、
「自分の何か(メンタル/精神状態)が、これまで経験したことのない状態になっている」
ことを自覚し、普段以上に意識的にセルフケアに取り組むようにしていました。
聞くところによれば、経済の停滞の影響を受けている企業を中心に、ビジネスパートナー等との会話の中で、(通常ならあり得ないような)いわゆる「暴言を吐く」行動に出る方も増えているそうです。
そうなると、ビジネスの前提として不可欠な、信用や信頼が損なわれてしまいかねませんので、これは重大な問題になってきます。
日本では、メンタルヘルスに関して、「”心の不調”を抱えるのは、弱い人間だけだ」といった、非常に偏った見方がこれまで一般的でした。
しかし、「心」という一見捉えどころのないものよりも、「脳」のはたらきに注目してみたら、どうでしょう。
この緊急事態による疲労ストレスが、人の脳にも異常事態を引き起こしており、そして、それはほとんど不可避であることがわかるのではないでしょうか。
上図のように、まさに今のような、心的危険状態の下では、人間の脳は、恐怖による動機づけに支配され、理性の統制が効きづらい状態になります。
それでは、この環境の改善が短期的には期待できない中で、脳を心的安全状態(理性の統制が効く状態)に少しでも近づけるには、どうすればよいのでしょうか?
以下にて、すぐに実行できる対策を3つほどご紹介します。
①身体に意識を向ける機会を増やす
これは、例えば体重管理等の数値管理をするように、「コントロールしなければ」という意識の向け方ではなく・・・
「いま、身体に何が起きているかを、ただ観察する」のがより効果的です。
もちろん、身体の声を聞きながら、運動などに取り組むのもよいですね。
その場合は、盲目的に行う運動より、ずっと効果が高まるでしょう。
②できるだけ自然に触れる
特に大都市では、一日中コンクリートと電子機器に囲まれて過ごすのが日常になっている方も多いかと思います。
そんな中、少しでも緑のある公園などに足を延ばしたり、部屋にグリーンを置くなど、少しでも自然に触れる機会を創りましょう。
それも難しいくらいに多忙な場合は、通勤や移動の最中に、道端に咲いている草花に目をやるだけでも、脳をリラックスさせる効果があります。
③脳のケアを受ける
上記の二つは、そうはいっても、多少の心の余裕がないと実践しづらい内容かもしれません。
また、セルフケアのみだと、効果に一定の限界があることもあります。
そんな時は、「瞑想しないマインドフルネス」ともいえる効果が報告されている、プロによる脳の疲労ストレスケアを活用してみませんか?
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なお、現在、上記①②を両立させる、オンラインでのワークショップや、使うだけでストレスが軽減される、機器の取り扱いも準備中です。
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